淫導師・氷室凍馬シリーズ

2014.02.12

出版社:廣済堂 ブルーブックス
著者:横溝美晶

【あらすじ】
 自分の体から気をだし、女性の性感を刺激し、溶けるような快楽を与え情報を聞き取ったり、記憶や思考を操ったり出来る何でも屋・氷室凍馬の話。その能力から彼のもとには女性関係のトラブルばかり飛び込むため彼は「セックス・シューター」とも呼ばれるのでした。全4巻。

【操りのポイント】
 
 第1巻「淫導・女狩り」
 短編集で全6話。個人的には凍馬が満員列車の中で14歳の純真な少女・朝本真理の横でポルノ雑誌をめくり、ちらっと真理に見せていくうちに真理はHなことしか考えられなくなり、興奮し、最後には凍馬の言われるがままホテルについていってしまう「美少女の虜」と自分の覚えがないのに女性に催眠術をかけられ、いつのまにか婚約者以外の男に売春をしてしまった女性の記憶を探るために凍馬が催眠術を掛けなおす「舞姫の狂宴」がおすすめ。

 第2巻「淫導・女学園」
 お嬢様学校で、突然売春をはじめ、金をあさる女性が出てきた所から、理事長が凍馬に依頼をするという話。凍馬が売春をさせられた女子高生を尋ね、淫導術で体中に快楽を与え催眠状態にし事情ををきいたりします。

 第3巻「淫導・白蛇姫」
 突然現れた宗教団体。その女教祖は体中からでる独特のオーラで人々を魅了し、次々と入信者も増え、寄付金もたんまり入っていきます。その真相を追究しようとしたルポライターも魅了されて宣伝塔になってしまいます。そんな中、宗教団体に入った友人を助けて欲しいとの依頼を受け、凍馬が動き出します。凍馬は宗教団体の女幹部らを淫導術でおとし、口をわらせ情報を集め、ついに女教祖と対立します。しかし、その女教祖には悲しい過去がありました。

 第4巻「女使い師」
 銀座の高級クラブを隠れ蓑にした売春組織が存在し、その売春組織では希望があればどんな有名タレントや高学歴の女性でも用意できるとあり、数多くの官僚や議員が利用していました。しかし、そこには男から情報を得てゆすりをかける裏の姿もあり、県会議員の太田重は情事をネタに大金をゆすられ、凍馬にネタ元のビデオを取り返して欲しいと依頼します。で、凍馬は手始めに太田と寝たタレント・人気アイドル河野百合の元に行き車に連れ込み淫導術を掛け、売春組織の幹部の名を聞きますが、彼女の記憶の中にはなかったことから、売春組織のトップも催眠術使いでタレントたちの記憶を改竄していってることに気づきます。で、凍馬は百合の心を全て真っ白にさせ、そのときのかすかな記憶を思い出させ、その記憶から芋蔓式に女性たちに淫導術をかけて組織のトップでもある女催眠術師・堀江真紀に出会います。

 全体的に操りあるので面白いのですが、催眠術的には4巻がお話的には1巻が面白いかなと思います。4巻が発売されたのが1995年と少し古い作品ですので古本屋で探してみてください。
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