UN-GO

2014.11.27

坂口安吾の小説「明治開化 安吾捕物帖」を中心に大胆なアレンジをして2011年に放映されたアニメ。全11話と劇場編「因果論」があります。公式サイトはこちら

 【あらすじ】
 終戦を迎えた戦後の東京。その東京で「結城探偵事務所」を営む探偵・結城新十郎はお供の少年・因果とともに推理力と行動力を生かし数々の難事件を解決します。しかし、事件の真相は表向き通信会社「JJシステム」会長・海勝麟六の推理通りの内容となっており、真実を知らない世間からは「敗戦探偵」と言われているのでした。

 【操りのポイント】
 まず、因果くんは事件の真相が高まると体の疼きが抑えられなくなり、大人の女性の姿になります。そして彼女に質問された人は、どんな質問でも必ず真実を答えられずにいられなくなってしまいます(ただし、その人に対し1つだけしか質問できません)。この問い詰めシーンはほぼ毎回登場します。

 あと、7話以降別天王という少女(?)が登場します。彼女は言霊使いで、持ち主としてみなした人が発する言葉を現実のように思わせる(幻覚・記憶操作・肉体操作なんでもあり)力があります。

 まず、7話で新十郎は刑務所にいる自称・小説家と名乗る男に面会するのですが、彼が発する言葉によって新十郎は映画カメラマンと思いこまされ、映画を撮り始めます。また8話でも小説家は新十郎を追いかけて刑務所にやってきた海勝梨江(海勝麟六の娘)と虎山泉(女検事)に対して囁き、梨江をお嬢様刑事、泉を梨江に仕えるメイドの助手と誤認させるシーンがあります。虚ろな瞳で小説家の言葉に堕ちていく2人の表情がいい感じです。
 また、別天王は最終回までちょこちょこ出てきますし、新十郎と因果の出会いを書いた劇場版「因果論」でも登場しその力を発揮します。

 作品の感想としては良作です(ただし推理物してみると微妙です)。毎回因果の力で真実を語らせるシーンもありますし、操りものとしてもいい感じではないでしょうか。
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